2019.08.29

夏休み企画「ジンタの音」声読会を開催いたしました。

文化事業部からのご報告です。

8月21日(水曜日)、小出正吾児童文学顕彰会様のご協力をいただき、三島市様、三島市教育委員会様後援、夏休み企画、三島の誇る児童文学作家小出正吾作『ジンタの音』の声読会を弊社チャペル ソルミエにて開催いたしました。

「声読会」とは、物語の内容を劇の台本にして、「せりふ」や「ナレーション」を声に出して読んでいただきます。ナビゲーター進行役は、(公財) 静岡県舞台芸術センター SPAC所属俳優 奥野晃士氏をお迎えいたしました。

三島市内の小学1年生から中学3年生の22人の少年少女が参加してくださいました。

リハーサルで台本が渡され、自己紹介からはじまりました。緊張している皆さんの一人ひとりに話しかける奥野さんのユーモア溢れる進行で、だんだん和んでいきます。台本の説明後、小さな生徒さんは、大きなお兄さんお姉さんとペアを作り、参加者の保護者様の拍手に迎えられ、チャペルのステージで「声読会」が始まりました。

初めての場所で、観客の前で、初対面の人達と、元気に声を出して台本を追いながら、読む(発表)と言う体験に一生懸命取り組んでいる姿は、逞しく微笑ましくその集中力が感動的でした。ほんの少しのリハーサルでしたが、本番では、表現力豊かにスムーズに物語が進行され、大きな生徒さんが、小さな生徒さんをサポートされる姿に暖かさを感じました。

劇の台本を読むことで、その「役」になりきれます。役になりきる事で「自己表現」を体験できます。自己表現力は、これから人前で話しをする事や、自分の思っている事、感じた事を人に伝える事など、豊かなコミュニケーション作りの力になります。

参加された皆様にとって思い出深い体験となりましたら幸いです。

 

明治37年、布教活動をしていた女性宣教師ミス・ライラ・ウィンが、弊社の前身である菱屋旅館の西洋館に5年余り滞在してバイブル教室を開いていました。当時小学生だった小出先生は、その教室や教会に通いミス・ライラ・ウィンと交流を深め、その後洗礼を受け、日本を代表する児童文学者になられました。そのようなご縁で、小出正吾児童文学顕彰会様のご協力をいただき、弊社チャペルにて「声読会」を開催し、子供達に体験していただきたく企画いたしました。                     

小出先生の童話は、暖かい人間愛に溢れ、子供だけが知る喜びや悲しみが生き生きと表現されています。また、『ジンタの音』という三島の街を舞台にした物語を読むことで地域への愛着を育みます。

弊社では、大人の声読会を数年前より開催させていただいております。今回、小中学生の夏休み企画として初めての開催となりました。好評のうちに幕を閉じました事を心より感謝いたします。これからも毎年、夏休み子供企画として開催してまいります。

ご参加いただきました、生徒さん、保護者の方々、奥野さん、顕彰会の皆様ありがとうございました。